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18歳の中国人留学生がマレーシアに入国後に誘拐され、身代金を要求された事件について、地元警察は自作自演との見方を示している。
18歳の中国人留学生がマレーシアに入国後に誘拐され、身代金を要求された事件について、地元警察は自作自演との見方を示している。
中国メディアの新京報によると、男子留学生は4月30日にマレーシアに入国した後、連絡が取れなくなった。5月2日にはドバイで事業を営む両親の元に誘拐犯から下着1枚の男子留学生を殴ったり、首を絞めたりする様子を撮影した暴行映像が送られてきた。犯人は両親に500万元(約1億円)の身代金の支払いを要求し、従わない場合は男子留学生の体をさばいて臓器を摘出すると脅した。
しかし、両親は要求に従わず、その日のうちに現地を訪れ、協力者の助けを得て警察に通報した。警察はその後、空港から出国しようとしていた23歳の中国人の容疑者1人を逮捕。4日には誘拐されていた男子留学生が自力で拘束を解き、警察署に駆け込んで保護された。
ところが、男子留学生の体の傷が赤い塗料で描かれたものだったこと、暴行映像で男子留学生が目隠しをされていないなど不審な点が多々あること、空港で逮捕された容疑者と男子留学生の話に食い違う点が多いことなどから、警察は自作自演の疑いがあるとして、被害者とみられていた男子留学生を逮捕。13日に裁判所は3万リンギット(約100万円)の支払いによって2人の保釈を認め、27日に本件の予備審理を行うと決定した。
中国のネットユーザーからは「本当に海外にまで恥をさらした。世界中に知られてしまう」「現地の新聞にもでかでかと報じられてる」「中国人のイメージが完全に終わった」「数年前には留学先で誘拐されたように装って、実は留学どころかずっと国内にいたってケースもあったな」「もし事実ならこの子は終わりだな。出所したとしても親に合わせる顔がないだろう」「両親は最初は胸が張り裂けそうなほど心配だっただろうが、今は体が引き裂かれるほどに傷ついているだろう」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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