中国陝西省内に位置し、西安と安康を結ぶ「西康高速鉄道」は、中国の「八縦八横（南北方向、東西方向各8ルート）」高速鉄道網における主な鉄道の一つである「包頭-銀川-海口高速鉄道」と「北京-昆明高速鉄道」の重要な構成部分です。13日に秦嶺南部山脈を横断する全長13．3キロの西康高鉄秦嶺九天山トンネルが貫通したことで、西康高鉄全線のトンネルがすべて貫通しました。

西康高鉄全線ではこれまでに20のトンネルがすべて貫通し、架橋工事は89．7％完了し、路盤工事は77．5％完了しています。2026年に全線開通する予定で、開通後は西安から安康までの所要時間が現在の約3時間から1時間以内に短縮されます。（提供/CRI）