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カナダの大学の研究で示された各国の平均睡眠時間が、中国のSNS上で注目を集めている。
カナダの大学の研究で示された各国の平均睡眠時間が、中国のSNS上で注目を集めている。
カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究チームはこのほど、20の国と地域の約5000人を対象に実施した睡眠と健康状態に関する調査結果を発表した。それによると、平均睡眠時間が最も長かったのはフランスで7時間52分だった。
中国の平均睡眠時間は7時間17分で9位。米国は7時間2分で16位。ワースト3は韓国、台湾、日本となり、特に最も短い日本は6時間18分と、フランスと比べて実に1時間半も少なかった。
ただ、これまで一般に睡眠時間が短いと多くの健康問題を引き起こすと見られていたものの、今回の研究では平均睡眠時間が短い国・地域の人の健康状態が必ずしも悪いとは限らないことが示されたという。研究者は「睡眠時間の違いについては各国の文化的な背景を考慮することが重要」と指摘している。
中国のSNS・微博(ウェイボー)で3000万超のフォロワーを持ち、科学情報の普及を担うアカウントがこれを伝えると、中国のネットユーザーからは「毎朝起きれない」「睡眠は8時間が基本と言われるが、どう頑張ってもそんなに寝られない」「私は毎日5時間しか眠れないよ」「私は4時間。足を引っ張ってゴメン」「まあ、基本的に7時間くらい寝てれば十分だと思うけどね」「睡眠は時間よりも質が大事」といった声が上がった。
また、「日本人はガチの牛馬(牛馬のように働く人)だな」「日本には『社畜』という言葉があるくらいだ。改める流れになっているようだが…」「こう見ると中国の残業もそこまでひどいとは言えなそうだ」「日本人は睡眠時間が短いのに長寿。これが文化の違いなのだろうか」「アジアは睡眠時間は短いが肥満率も低い」といった意見も。
このほか、「社会福祉が手厚ければ手厚いほど、よく眠れるのでは?(笑)」「競争が激しくなるにつれ、人類は睡眠をとらなくていいように進化しているのではないか。一日中働けるように(涙)」といったコメントも書き込まれている。(翻訳・編集/北田)
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