沖縄で香港人男女が行方不明、クルーズ船は1時間待った後に2人を置いて出航―香港メディア

Record China    2025年5月12日(月) 13時0分

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沖縄を訪れた香港人の男女2人が一時行方不明になる騒動があった。

沖縄を訪れた香港人の男女2人が一時行方不明になる騒動があった。香港メディアの香港01が10日付で報じた。

記事によると、2人は5泊6日のクルーズ旅行で沖縄を訪れた。8日午前11時までに船に戻らなければならなかったが、時間になっても2人は姿を見せなかった。同じ船に乗っていた別の香港人らによると、船内では2人を呼び出すアナウンスが繰り返し流れていたという。

クルーズ船は1時間ほど2人を待ったものの、戻って来なかったため出航。10日正午ごろに香港に到着した。たまたま同じ船に乗っていた香港人旅行家の蔡朗清氏は「当時はすでに旅行の終盤だったので(2人を待ったことの)影響はそれほど大きくはなかった」としながらも、「同じ香港人としてはちょっと気まずく、残念な気持ちになった。また香港人が良くないレッテルを貼られる」と肩を落としたという。

クルーズ船を運航したアストロ・オーシャン・クルーズ(星旅遠洋郵輪)によると、その後、2人がチケットを購入した旅行会社を通じて本人らと連絡が取れた。時間までに戻らなかった理由は「個人的な日程の都合」だといい、日本と香港の時差を把握していなかったことが原因とみられている。同船は2人のパスポートだけを沖縄の代理店に預け、荷物は載せたまま出航。2人はパスポートを受け取り、自費で航空券を購入して香港に戻った後、自分たちの荷物を引き取りに行ったとのこと。

アストロ・オーシャン・クルーズは「10〜15分以内に到着することが分かっている場合を除き、基本的に遅刻した乗客は待たない。乗船時間については、香港時間と現地時間の両方を案内している」と対応に問題がなかったことを強調。乗客に対して、時間の確認を怠らないよう注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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