台湾の女優バービィー・スー（徐熙媛）の急逝から100日目を迎えた11日、ドラマで共演したジェリー・イェン（言承旭）が中国のSNS・微博（ウェイボー）に故人をしのぶ長文を投稿した。

バービィー・スーは2月に家族で日本を旅行中、インフルエンザにより肺炎を併発して急逝。享年48という若さでの突然の死が台湾社会に大きな衝撃を与えた。

2001年のドラマ「流星花園～花より男子～」で共演したジェリー・イェンは11日、ウェイボーに長文を投稿。「S」と愛称でバービィー・スーに呼び掛けた文章は、「いつも必要な時には、決して席を外すことのなかった天使」の一文で始まり、つらい時に電話で何時間も話を聞いてくれたことや、励ましてくれたことを明かした。

「彼女のいいところはたくさんあるのに、話下手なのでどう伝えたらいいか分からない」と記し、バービィー・スーに向けて「また電話するから、気が向いた時には出てほしい」との言葉を添えた。

バービィー・スーの死後100日目を迎えるに当たって、妹でタレントのシュー・シーディー（徐熙娣）が9日、故人から「最も影響を受けたこと」を披露する呼び掛けを発したが、ジェリー・イェンの投稿はこの呼び掛けに応じたもの。女優のリン・チーリン（林志玲）、歌手のジャム・シャオ（蕭敬騰）ら数多くの芸能人仲間が故人にまつわる思い出話を披露した。また、歌手のアーメイ（張恵妹）は広東省広州市でのソロコンサートで、バービィー・スーに歌を捧げることで故人への思いを示した。（Mathilda）