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8日、韓国・ヘラルド経済によると、世界各国のインスタントラーメンが一堂に味わえると宣伝された「世界ラーメンフェスティバル」が、ずさんな運営で物議を醸している。資料写真。
2025年5月8日、韓国・ヘラルド経済によると、世界各国のインスタントラーメンが一堂に味わえると宣伝された「世界ラーメンフェスティバル」が、ずさんな運営で物議を醸している。
「世界ラーメンフェスティバル」は2日に韓国・釜山市機張郡で開幕した。主催側は「世界15カ国の約2200のインスタントラーメンブランドが参加する」と広報していたが、実際に用意されたインスタントラーメンはわずか10種類だった。
フェスティバルは入場料1万ウォン(約1000円)の有料イベントで、来場者がインスタントラーメンを選び、席を確保して自分で調理して食べる方式で行われた。多種多様なインスタントラーメンが楽しめると期待していた参加者が実際に食べられたのは、どこでも売られている農心の「辛ラーメン」や「オジンオチャンポン」などだった。さらにそれすらも、熱湯や割り箸が十分に準備されていなかったため、一部の参加者は食べられずに帰ったという。
フェスティバルの公式SNSには「インスタントラーメンはたった3種類。それすらも熱湯や箸がなくて食べられない」「このイベントの企画者を訴えたい。詐欺に遭った気分」「3種類のインスタントラーメンフェスティバルを準備するのは大変だっただろうね。お疲れ様」「ラーメン・ジャンボリー(23年8月に韓国セマングムで開催され、『大失敗に終わった』と酷評されたボーイスカウト・ガールスカウトの世界大会『第25回世界スカウトジャンボリー』になぞらえたもの)」など皮肉交じりの苦情が殺到している。
開幕当日のポータルサイトでの来場者評価は、5点満点中わずか0.7点。公式ウェブサイトにもチケットの払い戻しを求める問い合わせが相次いでいる。
フェスティバル関係者は「2000種類のインスタントラーメンを準備する計画だったが、通関の問題で供給が難しかった」と説明したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「詐欺の民族」「恥ずかしい」「コンビニは入場無料でこのフェスティバルより多様なインスタントラーメンが置いてあるし、熱湯も用意されている」「この国から祭りという文化をなくした方がいい。どの地域も魅力がないし、商売人は客からぼったくることが当たり前になっている」「祭りは法的な許可を得た上でのみ開催できるよう規制すべきだし、準備が不十分なら中止や法的処罰の対象にすべきだ。最近は祭りが多過ぎて、あまりに無責任に開催されている」「釜山万博誘致に失敗してよかった。こんな小さいイベントもまもとにできないのに、万博なんて無理に決まっている」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
부산세계라면축제 근황 pic.twitter.com/oLerSxsQK6
— Ubo Sumen (@MCDJSY) May 5, 2025
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