第137回広交会で新素材が登場、アパレルのデジタル化進む―中国

CRI online    2025年5月6日(火) 17時50分

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今回の広交会では紡績・アパレル業界が科学技術の革新を通じて新たな活力を発揮し、多くの新素材が登場しました。

第137回広州交易会(広交会)は4月15日から5月5日まで中国南部の広東省広州市で3期に分けて開催されました。今回の広交会には、世界219の国や地域から22万人以上の海外調達業者が集まり、来場者数も過去最高記録を更新しました。今回の広交会では、紡績・アパレル業界が科学技術の革新を通じて新たな活力を発揮し、多くの新素材が登場し、アパレルのデジタル化も業界のグリーン転換に技術的な支援を提供しました。

アパレル展示エリアで、ある企業のスタッフが「水かけ」実験を実施しました。生地に水をかけると、隠れた模様が現れます。スタッフによると、この特殊な素材は内側の汗の水分を迅速に拡散・蒸発させ、肌をサラサラに保つことができ、外側には美しい模様が形成され、汗染みを防ぐことができるとのことです。

もう一つの展示エリアでは、出展者の陳競煒氏が独自に開発した人工タンパク質繊維素材を披露しました。手触りはカシミヤなどの高級素材に匹敵しますが、コストはカシミヤの5分の1にすぎません。20以上のメーカーと協力意向を交わしたとのことです。

さらに、あるアパレル企業のデジタル展示エリアで、「ビジネススーツ」などのキーワードを入力すると、システムが数分以内に数十セットの展示案をスマートに生成でき、顧客はサンプルを待つ必要がなく、360度どこからでもデザイン効果を見ることができます。出展者の李炎洲氏は、デジタル素材は毎年サンプル開発のために材料の浪費を30%減らすことができ、紡績原料3.6トンを節約することに相当すると説明しました。

統計によれば、今回の広交会では60%を超える出展企業がデジタル化手段を通じて海外からの注文を受けたとのことです。(提供/CRI

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