中国外文出版発行事業局が主管する中国翻訳者協会が24日に発表した「2025年中国翻訳産業発展報告」によると、24年末現在、中国で翻訳業務に従事する人は680万8000人に上る。翻訳業界に参入する人材が増加を続け、全体の人材ニーズが引き続き増加し、翻訳サービスの範囲が言葉からコンテンツのサービスへと拡大し、国際コミュニケーションや国際市場でのマーケティングといった内容も徐々に翻訳企業の業務範囲に入っている。

大学の翻訳学科の設置状況を見ると、細分化された分野の翻訳人材の育成により焦点が当てられており、対外活動・外交、インダストリアル・エンジニアリング、科学技術・人工知能（AI）、医療・薬品などさまざまな細分化された分野がある。（提供/人民網日本語版・編集/KS）