3月に女性の衛生用品市場進出を表明した、韓国のアイドルグループ「EXO（エクソ）」の元中国人メンバー、タオ（黄子韜/ホアン・ズータオ）が24日、人材募集の「優しい条件」をネットに公開し、女性から支持が殺到している。

タオが衛生用品市場に進出するきっかけとなったのは、中国中央テレビ（CCTV）が「世界消費者権利デー」に放送する特番「3・15晩会」で暴露したナプキン産業の暗闇。生理用品の品質騒動へと発展したこの時に、タオはライブ配信を通じて「企業が利益のために女性たちの健康を犠牲にすることは断じて許せない」と強く批判し、問題解決のために自ら工場を設立すると宣言した。

この後、浙江省で2021年に設立された生理用品ブランドの「朵薇」に出資する形で製造に関わり、本気でビジネスに挑んできたもよう。さらに4月24日には、「女性優遇」「学歴は専門学校卒から」「学科不問」とし、自社の「Eコマースマネージャー」「Eコマース販売員」など、販売ルート開拓のための人材条件を公開した。

優しい求人情報は瞬く間にネット上で拡散し、「地に足を着けてビジネスを展開するのはいいこと」「いつも有言実行しているタオがカッコイイ！」「人材に高いハードルを設けなくて、いいね」「アイドルだけでなく、ビジネスでも成功してほしい」「しっかりしてて、将来が期待できる若者」「支持しなきゃ」などの書き込みが殺到した。（翻訳・編集/RR）