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24日、韓国・ソウル新聞は「韓国の窃盗団が13年前に対馬の寺から盗み、韓国に持ち込んだ高麗時代の仏像『観世音菩薩坐像』が日本に返還される」と伝えた。
2025年4月24日、韓国・ソウル新聞は「韓国の窃盗団が13年前に対馬の寺から盗み、韓国に持ち込んだ高麗時代の仏像『観世音菩薩坐像』が日本に返還される」と伝えた。
記事によると、韓国の裁判所が日本側に所有権があると認めた観世音菩薩坐像が、かつて安置されていた韓国・瑞山の浮石寺から、5月10日に日本に返還される。仏像は現在、法要のために浮石寺に貸与されている。
仏像は韓国の窃盗団によって12年10月に対馬の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれたもので、高さは50.5センチメートル、重さは38.6キログラム。像内からは「1330年ごろに瑞山にある浮石寺に奉納するために制作した」との内容の記録が見つかったとされている。
返還後、仏像はまず観音寺に戻され、その後は対馬博物館に移され保管されるという。
浮石寺側は「仏像は過去に倭寇によって略奪された韓国の文化財」として所有権を主張したが、韓国大法院(最高裁判所)は、他人のものでも一定期間問題なく占有すれば所有権が移転したとみなす「取得時効」によって仏像の所有権が観音寺に正常に移転したと判断した。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「略奪した文化財は返す必要ない」「たった1人の裁判官のせいで韓国の文化財が奪われてしまった。本当に残念」「日本に返さず、浮石寺であと10年保管すればまた所有権を取り戻せたのに」「全く理解できない法律。他人の家から物を盗んで、長く保管していれば自分のものになるの?」「韓国から日本に持ち込まれた文化財はいつ返してくれるの?「物々交換するべきでは?われわれが盗まれた文化財の方がはるかに多いはず」「反対に日本だったら返していただろうか?」など不満げな声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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