中国・湖南省常徳市でミキサー車にはねられた女児が死亡する事故があった。中国メディアの頭条新聞などが伝えた。

報道によると、事故があったのは20日午前8時40分ごろ。同市石門県の交差点で道路を横断しようとしていた3～4歳の女児がはねられた。女児はその後死亡したという。

現場の監視カメラの映像には、女児が母親とみられる女性の前を走って横断歩道を渡ろうとしていたところ、左折（中国の道路は右側通行）してきたミキサー車と接触する様子が映っていた。

目撃者によると、運転手は信号無視はしておらず、歩行者用信号も車両用信号も共に青だった。警察は事故原因について詳しい調べを進めている。

中国のネットユーザーからは「道を渡るのに子どもと手をつながず、しかも走らせたままにしておくとは」「車はたとえ信号が青でも歩行者に道を譲るべき。責任は重い。でも、一番腹立たしいのは保護者」「（母親は）走っていく子どもを放っておいた上、ミキサー車が左折して来るのも確認しているのに、すぐに駆け寄るそぶりも見せずに悠々と歩いている。安全意識が全くない」など、母親とみられる女性を批判する声が上がった。

一方で、「母親も手をつないで一緒にはねられれば良かったと？これは明らかに車側の責任。子どもに何かあったらすぐ保護者を標的にするのやめない？」「おいおい、こんな状況でも母親を責めるのか？信号は青だし、横断歩道だし、減速もせずに突っ込んできた車が完全に悪いだろ」との声も。

また、「歩行者がいる交差点であんなスピードで曲がるとか、運転手はおかしくなったのか？」「あんなスピードで来られたら大人でも死ぬ」といった声や、「信号機に問題があると思う」「なぜ歩行者用信号と車の左折用の信号が同時に青になるのか理解できない」「歩行者が道路を渡る時に左右を確認しなくてもいいように信号システムを変えるべき」と主張する声も寄せられている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) April 22, 2025