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台湾メディアの三立新聞網によると、半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の海外工場の昨年の損益状況が明らかになった。写真はTSMCの南京工場。
台湾メディアの三立新聞網によると、半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の海外工場の昨年の損益状況が明らかになった。
同社の株主総会年次報告書によると、米アリゾナ州の工場は昨年、約143億台湾ドル(約614億9000万円)の損失を計上し、日本と欧州の工場もそれぞれ43億台湾ドル(約184億9000万円)と5億台湾ドル(約21億5000万円)の損失を計上した。対照的に、中国・南京の工場は昨年、260億台湾ドル(約1118億円)の利益を上げた。
アリゾナ工場の昨年の赤字額は過去最大で、2021年からの4年間の累積赤字は約394億台湾ドル(約1694億2000万円)。同社は今後数年間で米国に1000億ドル(約14兆2000億円)規模の追加投資を行うと発表している。アリゾナ工場は今年、正式に量産体制に入る。今後、赤字額を減らせるか、さらには黒字転換できるかが注目されている。(翻訳・編集/柳川)
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