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台湾メディアの太報は15日、「史上最高!」と題し、日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会が同日、「台湾における対日世論調査」の結果を発表したことを伝えた。
台湾メディアの太報は15日、「史上最高!」と題し、日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会が同日、「台湾における対日世論調査」の結果を発表したことを伝えた。
同調査によると、「現在の日台関係をどう思いますか」との質問には77%が「良好(大変良い+良い)」と回答し、2021年の調査から7ポイント上昇して過去最高となった。また、「現在の日台関係は、以前と比べてどう変化していると思いますか」との質問では、「良くなった(大変良くなった+良くなった)」との回答が70%に達した。
理由については、「メディア報道・インターネットでの拡散及び個人的に日台が友好的或いはより友好的と感じる」が最も多く28%で、以下、「相互支援:地震などの自然災害、ワクチン」(17%)、「交流の増加:経済・文化協力、スポーツ競技における互いの応援」(11%)、「旅行中の交流で日本人が台湾の人々に友好的」(9%)などとなった。
また、「日本は信頼できる国と考えますか」との質問では71%が「信頼できる」と回答しており、21年調査と比べて11ポイントの増加で過去最高となった。理由としては、66%が「自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった共通の価値観」と回答し、「台湾をサポートしている」「地理的な近さ」が共に51%だった。
「日本と台湾の関係は将来どうなると考えますか」との質問では73%が「発展する(大きく発展する+ある程度発展する)」と回答し、21年より9ポイント上昇した。分野別では「経済・貿易」での発展に注力すべきだと考える人が65%と最多だった。
「最も好きな国」と「最も親しくすべき国」では日本がどちらも1位となり、「最も好きな国」に日本を挙げた人は過去最高の76%だった。以下、韓国が4%、米国と中国が3%となった。「最も親しくすべき国」に日本を挙げたのは70%で、以下、米国が13%、中国が11%だった。
台湾に最も影響力を持つ国についての質問では、48%が米国、30%が日本、19%が中国と回答した。21年調査と比べ、米国は10ポイント、中国は6ポイント減少した一方で、日本は17ポイント増加した。
このほか、「日本に親しみを感じる(親しみを感じる+どちらかというと親しみを感じる)」は81%、「日本へ旅行に行きたいと思う」は95%に上った。
一方で、「日台間で最も心配している案件」では、24%が「日本と中国の関係」と、21%が「両岸(中台)情勢」と、14%が「福島第一原発事故に由来する問題」と回答した。
調査はインターネットを用い、24年12月27日~25年1月5日に20~80歳の男女1520人を対象に行われた。(翻訳・編集/北田)
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