中国汽車工程研究院と中国品質認証センターが9日共同で発表した中国初の純電気乗用車エネルギー効率測定評価結果によると、「1級エネルギー効率」の認証率は9割を超えました。

今回の測定評価の対象は、市場で主流のセダンタイプやスポーツ用多目的車（SUV）タイプなどの10余りの純電気乗用車で、走行エネルギー効率、エアコンエネルギー効率、駆動エネルギー効率、エネルギー補充エネルギー効率の四つの角度の計20余りの指標から総合的に評価しました。その結果、第1陣として測定評価した10余りの純電気乗用車のエネルギー効率はいずれも業界平均レベルを上回り、うち9割超が「1級エネルギー効率」の認証を取得しました。

中国汽車工程研究院の姚振輝首席専門家によると、1級エネルギー効率の車の省エネパフォーマンスは非常に際立っており、同等規格の内燃機関車と比べて、エネルギー使用コストを大幅に削減しました。

専門家によると、エネルギー効率測定評価システムは、定量化指標を通じて、自動車メーカーの「指標競争」から「真のエネルギー効率競争」への転換を推進し、特に熱管理やバッテリー充放電効率などの技術で画期的な進展を遂げ、国産純電気自動車のエネルギー効率レベルは年々向上しています。今後、エネルギー効率測定評価はさらに範囲を拡大し、基準を整え、自動車産業のグリーントランスフォーメーションの加速を促します。（提供/CRI）