上汽通用五菱汽車、電池など四大分野の最新成果を発表

CRI online    2025年4月9日(水) 14時30分

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上汽通用五菱汽車は電池など四大分野の最新成果を発表しました。

中国の自動車メーカーの上汽通用五菱汽車は7日、「向上・超越」2025技術進化日イベントを浙江省杭州市内で開催しました。同社は「神煉電池」「霊眸智駕」「霊語座艙」「霊犀動力」という四大分野の最新技術成果を発表し、宝駿ブランド初のスマートセダン「享境」の予約受け付けを開始しました。

「神煉電池3.0」は、安全性能を大幅に向上させ、衝撃や高温、銃撃試験をクリアしました。今後登場予定の「神煉電池4.0」には800Vプラットフォームと6C高マンガン電池技術が採用され、7分間で50%の急速充電が可能となり、最大航続距離1000キロを目指します。

「霊眸智駕」は、基本版からフラッグシップ版までの四つのグレードを展開し、標準版は高速道路でのNOA(ナビゲーション支援自動運転)や駐車支援機能に対応します。上位モデルでは全方位AEBや市街地でのナビゲーション支援が追加され、フラッグシップ版は500TOPSの処理能力を持ちます。また、商用車向けの安全自動運転技術も発表されました。

コックピットの「霊語座艙」は、独自AI(人工知能)により音声応答の遅延を0.38秒に抑え、8種類の方言を95%以上の精度で認識します。また、「霊犀動力3.0」では10-in-1電動ドライブシステムを採用してガソリン走行時の燃費を100キロ当たり2リットルに低減し、モーターの最高回転数は3万rpmを突破しました。

「享境」は「霊眸智駕」の上位モデルと「霊語座艙」を搭載し、純電動とプラグインハイブリッドの2種類を提供します。安全性やスマート機能を強化し、予約価格は13万2800~15万5800元(約267万~314万円)です。

上汽通用五菱汽車は、800V高電圧アーキテクチャーや12-in-1電動ドライブシステムなどの産業化を推進し、「神煉電池4.0」や「霊犀動力4.0」を量産化する計画です。今回の技術発表は、電動駆動システムやバッテリー安全性の分野での重要な進歩を示し、今後の製品開発を支える技術基盤となるとみられます。(提供/CRI

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