2025年4月8日、韓国・ノーカットニュースは「日本が外交青書で独島（竹島の韓国名）に対する不当な領有権主張を繰り返していることについて、韓国政府は同日、在韓日本大使館の實生泰介総括公使を呼んで強く抗議した」と伝えた。

記事によると、韓国外交部はソウル市内の外交部庁舎に實生公使を呼び、外交青書に対する抗議の意を示した。また、報道官名義で声明を発表し、「歴史的、地理的、国際法的に韓国固有の領土であることが明らかな独島に対して不当な領有権主張を繰り返したことに強く抗議し、直ちに撤回するよう求める」「今後も韓国政府は独島に対する日本のいかなる挑発にも断固として対応していくことを改めて明言する」などと強調した。

日本の外務省は8日に公表した2025年版外交青書で、竹島を「日本固有の領土」と説明した。記事は「日本は08年から17年連続で外交青書で独島の領有権を主張している」と伝えた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本が独島の領有権を主張するたびに、韓国政府も『対馬は韓国領』と主張するべきだ」「やられてばかりでは駄目。韓国も世界に向けて対馬の領有権を主張しよう」「日本が絶対に同盟国になれない理由の一つ。相手の領土を狙う同盟国なんてあり得ない」「日本が無理な主張を繰り返しているうちは敵対関係から抜け出せない」「親日の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領がそうさせた。次の大統領には日本になめられないようしっかりした対応をしてほしい」などの声が上がった。（翻訳・編集/堂本）