需要急増、中国のコンピューティングパワー産業は加速度的に成長

人民網日本語版    2025年3月31日(月) 17時40分

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中国のコンピューティングパワー産業は加速度的に成長している。写真はディープシーク。

工知能(AI)ブームの波に乗り、中国ではコンピューティングパワー需要が急増し、国産コンピューティングパワー産業が成長の好機を迎え、進化を加速させている。

3月に開催された「華為中国パートナー会議2025」で、ファーウェイ(華為技術)の汪涛(ワン・タオ)常務取締役は「AI推論が爆発的に増加し、生成AIの1日当たりのトークン数は10兆に達している」と述べた。こうした発展の過程で、MoE(Mixture of Experts)モデルも急速に普及しており、大規模なコンピューティングパワークラスターを活用してこそ、そのポテンシャルを完全に引き出すことが可能となる。

中国国産の大規模AIモデル「DeepSeek(ディープシーク)」は、低コスト・高効率で急速に注目を集めている。しかし、これによってAIコンピューティングパワー需要の成長パターンが変わったわけではなく、大規模AIモデルの普及や応用シナリオの拡大に伴い、長期的な推論需要は増加し続けている。

中国移動(チャイナモバイル)の経営陣は、先ごろの業績説明会で「ディープシークの爆発的発展後、顧客の総需要は幾何級数的な増加を示している」と指摘。モバイルクラウド事業を含む来年のAIのクラウドコンピューティング事業はいずれも順調に成長するとの見通しを示した。

ディープシークのオンプレミス・デプロイメント需要も急増しており、中国市場ではディープシークを組み込んだ一体型装置が数多く登場している。聯想(レノボ)、浪潮(インスパー)、中興通訊(ZTE)など数10社がこうした装置を市場に投入している。

阿里巴巴(アリババ)、字節跳動(バイトダンス)、百度(バイドゥ)などの中国大手テック企業は、コンピューティングパワーへの投資を拡大している。2025年、中国移動はコンピューティングパワー分野に373億元(約7684億円)を投資する計画で、中国電信(チャイナテレコム)は前年比22%増、中国聯通(チャイナユニコム)は同28%増のコンピューティングパワー投資を計画している。

また、GPUの分野でも現在、国産GPUが台頭している。華為昇騰、海光信息、壁仞科技、摩爾線程、天数智芯、昆侖芯などの国産プロセッサが続々と登場。2025年2月時点で、華為昇騰を含む国産AIチップ企業16社がディープシークモデルへの対応を発表し、国産GPUが推論フェーズにおいて競争力を備えつつあることを証明した。

なkあ国工業情報化部は2月にコンピューティング、ストレージ、ネットワーク、アプリケーション、グリーン、セキュリティーの六つの重点領域でコンピューティングパワー強化プロジェクトを実施。業界関係者は中国のコンピューティング産業について、基盤技術の独自開発とブレークスルーを通じて性能向上とコスト最適化を実現し、AI技術の大規模な商用化とさまざまな産業のスマート化を支える可能性があると見込んでいる。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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