年間生産能力2000トンの「洋上のスマート漁場」完成―中国

CRI online    2025年3月31日(月) 15時30分

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世界初の浮遊式動力ポジショニングケージ型養殖台船「湛江湾1号」がこのほど、中国東部の江蘇省で進水しました。

世界初の浮遊式動力ポジショニングケージ型養殖台船「湛江湾1号」がこのほど、中国東部の江蘇省で進水しました。年間2000トンの漁業生産が見込まれ、「洋上のスマート漁場」とも呼ばれています。

世界初の浮遊式動力ポジショニングによる養殖台船の「湛江湾1号」は全長154メートル、幅44メートル、深さ24.25メートル、最大喫水20メートル、養殖容量は8万立方メートルで、標準的なプール32個分の水量に相当します。すべての海域を浮遊しながら深海養殖ができるため、海洋資源を最大限に利用できます。

船と養殖ケージを一体化した構造を採用し、動力ポジショニングシステムと全電動推進装置を配備していることから、水深1000メートルのすべての海域で自律航行と定点養殖が可能で、台風時には自力で航行して被害を避けることもできます。また、同船に組み込まれたスマート化養殖システムは水質と魚群の状況をリアルタイムでモニタリングでき、複数の地域で独立した給餌と自動化操業をサポートし、養殖効率を大幅に向上させます。ケージシステムは完全な透明で、効率的に海水の交換を実現して魚類の生育に最適な環境を提供します。

稼働後は、全システムのスマート化漁業養殖試験が展開される予定です。(提供/CRI

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