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中国メディアの観察者網は30日、「米国のヘグセス国防長官の発言に対し米国のネットユーザーから批判の声が上がっている」と報じた。写真は硫黄島記念碑。
中国メディアの観察者網は30日、「ヘグセス米国防長官が日本兵を『勇敢』と称賛し、米国のネットユーザーから批判の声が上がっている」と報じた。
ヘグセス氏は29日、米国防長官として初めて太平洋戦争の激戦地となった硫黄島を訪問し、日米合同慰霊式に出席した。米国防総省のX(旧ツイッター)公式アカウントはヘグセス氏の追悼の言葉の内容を「われわれは忘れていない。硫黄島で戦った米国人、日本人の勇敢さは歴史の中に、聖地の中に、そして両国の絆の中に生き続けている。彼らの勇気は決して色あせることはない」とまとめて発信している。
観察者網の記事は、「米国だけでなく日本の兵士を『勇敢』と評したことに、歴史の知識がわずかでもある米国のネットユーザーたちは驚愕した」と伝え、具体的な声として「われわれの国防長官はどちらの味方なのか」「第2次世界大戦の太平洋戦争で日本軍は米国の軍人を大勢殺害した」「米日間の戦争で、彼はどちらを支持するんだ?彼は真珠湾を攻撃したのが誰か答えられるのか?」などを挙げた。
一方、中国のネットユーザーからは「歴史を学ばないとこうなってしまうんだ」「彼は自分の言葉に自分で感動しているんだろう」「この国防長官は世界の笑い者だな」「刺し身にされた米軍兵士たちはこれに共感するだろうか」「真珠湾で奇襲を仕掛けた日本の兵士も称賛してやれよ」「日本軍は真珠湾で『勇敢』な爆撃を決行し、2000人以上の米軍兵を殺害した」「硫黄島では米日軍がソ連軍を破った(ことにされているのではないか?)(笑)」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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