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スマホのAI機能が競争の重要ポイントになっています。
「視線を動かすだけで電子書籍のページがめくれる」「写真の背景が不完全でも人工知能(AI)が自動補完」「スマートフォンの画面をAIが認識し、対話が可能」など、スマホのAI機能が急速な進化を遂げています。これまでスマホの競争はCPUの性能やカメラ機能が中心でしたが、現在は「AIの利便性」が重要なポイントになりつつあります。
中国のファーウェイは最新モデル「Pura X」に、視線を追跡して電子書籍をめくる機能を搭載しました。米グーグルはカメラで対象物を認識しながら質問に答える機能を発表し、他にも中国のオッポ(OPPO)が画像の自動補完、栄耀(Honor)が撮影した文書のゆがみ補正など、各社が独自のAI機能を開発しています。
調査会社IDC中国の郭天翔氏は、スマホのAIは単なる音声アシスタントの強化から、ローカルAIモデルを活用した「AIエージェント」へと進化していると指摘しました。これにより、情報の統合などよりパーソナライズされたサービスが提供可能になります。
2024年の世界のスマホ出荷台数は前年比7%増の12億2000万台に達しており、こうした中、中国ではAI機能の進化がスマホの買い替え需要を刺激すると期待されています。ただ、その一方で、現在は各社のAI機能が似通っているなどの問題が存在することから、大規模な買い替えを促すにはさらなる時間が必要との見方があります。(提供/CRI)
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