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24日、MBNニュースは「憲法裁判所が韓悳洙首相に対する弾劾の求めを棄却したことを受け、与党『国民の力』は『共に民主党』の李在明代表に総攻撃を仕掛けている」と伝えた。写真は尹大統領の罷免を求めるデモ。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の職務代行を務めた後、非常戒厳宣言を黙認したなどとして弾劾を求める議案が可決され職務停止となっていた韓悳洙(ハン・ドクス)首相について、韓国の憲法裁判所は24日、弾劾の求めを棄却した。24日、韓国・MBNニュースは「与党『国民の力』は、これを受けて最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)代表に国民への謝罪と政界引退を求めるなどし、総攻撃を仕掛けている」と伝えた。
記事は「韓首相の職務復帰を『てこ』として、弾劾政局で押され気味だった雰囲気を逆転させると同時に、尹大統領の弾劾審判関連の世論戦でも優位に立とうという狙いだ」と分析している。
韓首相の弾劾案棄却直後に開かれた会見で、権寧世(クォン・ヨンセ)非常対策委員長は、「巨大野党の無理な立法という暴挙に対する司法府の厳重な警告」であると評価した。権性東(クォン・ソンドン)院内代表は李在明代表に対し「棄却になることが分かっていながら、政略的な目的のために弾劾を行い、87日間にわたり国政をまひさせたことについて、国民に謝罪すべきだ」と求めた。申東旭(シン・ドンウク)首席報道官も、共に民主党としての対国民謝罪を促している。
また、与党内では尹大統領の弾劾審判に対する棄却の期待感も広がっている雰囲気だという。「憲法と法律に則って判断すれば大統領の職務復帰も予想される」「今日の判決により、尹大統領の職務復帰の可能性が膨らんだ」といった声が上がっているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「弾劾の乱発を超えてもはや乱射だ。国民は混乱し疲労し、血税を浪費されている」「国を極度に混乱させた議員たちは辞職するべき」「政界引退?それは駄目だ。最後まで責任を問い、監獄に送り込まないと」「尹錫悦氏も李在明氏も引退すべき」「前科者は政界に入ってこられないように法案を作るべきだ」「尹錫悦氏が問題だらけの人でも李在明氏より100倍はましだと思う」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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