外交部の毛寧報道官は21日の定例記者会見で中日韓外相会議について記者の質問に答えた際、「王毅外交部長は本日、中日韓外相会議出席と、日本との第6回中日経済ハイレベル対話を共同主宰するために日本へ向け出発した。中日韓は引っ越すことのできない隣国であり、いずれも地域と世界にとって重要な経済国でもある。昨年5月の第9回中日韓サミット以来、3カ国の多くの分野での実務協力は着実に推進され、積極的な進展を遂げた」と紹介しました。

毛報道官によると、3カ国は今回の外相会議で中日韓協力の推進および共に関心を寄せる地域問題や国際問題について意見を交換する予定です。毛報道官は「中国は日本と韓国と共に首脳らの共通認識を実行に移し、人的文化交流や持続可能な発展と気候変動、経済協力と貿易、公衆衛生と高齢化社会、科学技術協力とデジタルトランスフォーメーション、災害支援と安全などの分野での協力を全面的に推進し、それぞれの利益が重なり合う点を絶えず拡大し、協力の「パイ」を大きくし、3カ国の協力がそれぞれの国民により多くの恩恵をもたらすよう推進していきたい」と語りました。

毛報道官はさらに、「中日関係は現在、改善と発展に向かう流れを示している。今回の訪問を通じて、日本が中国と向き合い、両国の指導者が達した重要な共通認識を指針とし、中日間の四つの政治文書の精神に基づき、中日の戦略的互恵関係を全面的に推進し、新たな時代の要求に合致した建設的で安定した中日関係を構築していくよう希望する」と述べました。（提供/CRI）