2025年3月20日、台湾メディア・三立新聞網によると、台北市で三井ショッピングパークららぽーとが新規開店した。

記事は同市初の地域型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港」が20日に新規オープンしたと紹介。当日は午前9時ごろから人が集まり始め、11時には正面広場に少なくとも100人以上が並んだほか、側面入口にも行列ができていたと伝えた。また、台湾初上陸だというハリー・ポッターグッズ専門店のオープンを記念して、ハリー・ポッターの「学院服」のコスプレ姿で開店を待つ人の姿もあったとした。

さらに、施設近くに住んでいるという男性が「家では日本ブランドの家電を使っている。日本が開いたショッピングモールがどんなものか見たくて来た。現金の袋を持ってきたので血眼で買い物するつもりだ」と大いに期待を寄せる様子を見せていたと伝えた。

記事はまた、ある姉妹が「普段あまり連絡を取らない。南港ららぽーとのオープンを知り、1年ぶりに一緒に出かけることにした」と語ったほか、施設に入居する日本のスーパー・ロピアについて「日本に旅行するたびロピアに行っていた。懐かしいおいしい食べ物を探してみようと思った」と語る市民や、嘉義出身の市民が台北初進出の地元料理店「林聡明砂鍋魚頭」を目当てにやってきたといった情報を合わせて紹介した。

ららぽーとを手掛ける三井不動産が台湾で展開する商業施設は今回で5店舗目となるが、ららぽーとのオープンは台中市に続いて2施設目となる。（編集・翻訳/川尻）