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台湾メディアのCTWANTによると、韓国サムスングループ経営トップの李在鎔氏はこのほど、役員向けのセミナーで「サムスンは生きるか死ぬかという生存の問題に直面した」と述べて危機感を示した。
台湾メディアのCTWANTは19日、韓国ハイテク大手のサムスン電子について、「半導体受託製造では台湾積体電路製造(TSMC)との競争で不利な立場にある」とし、サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)氏がこのほど、役員向けのセミナーで「サムスンは生きるか死ぬかという生存の問題に直面した」と述べて危機感を示したと報じた。
記事はまず、韓国・連合ニュースの報道を引用し、李氏がこのほど、役員向けのセミナーで、「サムスンは生きるか死ぬかという生存の問題に直面した」とし、経営陣に反省を求めた上で、目先の利益を犠牲にしても未来のために投資すべきだと指摘したことを取り上げた。
連合ニュースによると、サムスンは先月末から、サムスン電子をはじめとするグループの副社長以下の役員約2000人を対象に「サムスンらしさを取り戻す価値教育」を行っているという。
記事はそれについて紹介した上で、サムスンが1月に公表した昨年第4四半期(10~12月)の営業利益は6兆5000億ウォン(約6500億円)で前期比29%減となったこと、第3四半期(7〜9月)に半導体部門の利益が前期比40%急減するなど業績不振を受け異例の謝罪メッセージを発表していたことなどに触れ、「半導体受託製造ではTSMCとの競争で不利な立場にある。一方、高帯域幅メモリー(HBM)ではSKハイニックスに後れを取り、米エヌビディアの厳しい要求を満たせなかったが、1月にはエヌビディアへの供給で承認を得たことが報じられた」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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