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台湾の元空軍副司令が「日本は台湾を盾にしている」と発言した。
台湾の元空軍副司令が「日本は台湾を盾にしている」と発言した。台湾メディアの中天新聞網が18日付で報じた。
先日、日本政府が敵基地攻撃能力に活用する長射程ミサイルを九州に先行配備する方向で検討に入ったと報じられた。
これについて、17日に中天テレビの番組「全球大爆卦」に出演した元空軍副司令で政治学者の張延廷(ジャン・イエンティン)氏は、「日本は南西諸島に12式地対艦誘導弾などを配備する。南西諸島を武装化しようとしているが、台湾海峡への介入はしないだろう。『台湾有事』はあくまで台湾の問題であり、台湾は日本と中国の間の最適な緩衝地帯となるだけだ」との見方を示した。
また、「日本が台湾に来る可能性があるとすれば、それは避難民の撤収の時だろう」とし、「(台湾東部の)花蓮に集まり、花蓮港から石垣島までは距離が近いため、直接避難できる」と言及した。
さらに、「台湾は日本から毎年100億米ドル(約1兆5000億円)の『保護費』を徴収すべきだ」と主張。「日本のクルーズ船や貨物船は台湾海峡や台東沖を通過し、バシー海峡を経由して南シナ海に入っていく。これは日本にとって重要な航行ルートになっているのだから」と指摘した。
張氏は、「もし台湾が中国の勢力圏に組み込まれたら、日本はどうするのか?日本は台湾を盾にしているだけのように感じる。彼らは本当に、台湾を助けたいと考えているのだろうか?」と述べ、日本の対応は不十分との認識を示した。(翻訳・編集/北田)
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