「日本人は玄米を盗むまでに落ちぶれた」=日本の異常なコメ不足が中国ネットで話題に

Record China    2025年3月17日(月) 15時0分

拡大

16日、中国のSNS微博で、米価の値上がりが著しい日本において玄米60キロを盗んだ男が逮捕される事件が起きたことが紹介され、議論を呼んだ。

2025年3月16日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、米価の値上がりが著しい日本において、玄米60キロを盗んだ男が逮捕される事件が起きたことが紹介され、議論を呼んだ。

約130万人のフォロワーを持つ微博アカウントは16日に、青森県で今月始めに男が米農家の倉庫から米60キロを盗んだものの、以前より米の窃盗に頭を痛めていた農家が仕込んでいたGPSタグによって足取りが追跡され、警察に逮捕される事件があったことを私見を交えて紹介した。

同アカウントは文章の中で「日本人は玄米を盗むまでに落ちぶれた」「日本で餓死者が出てもおかしくないと思えてくる」と評するとともに、

日本で昨年から「コメ不足」が続いており、米の価格が昨年に比べて90%も値上がりしていることに言及。コメ不足や米価高騰の背景として「日本政府はこの1年以上、全く何もしてこなかった」と指摘し、政府や農協が「国内農業保護」のためにコメの輸入を制限し、国産米を守ろうとしていることを挙げたほか、「日本のメディアも『気温が高い』『観光客が多い』『地震への恐怖心から、愚かな人々が買い占めをしている』などと言い訳をして、この件には触れなかった」と主張している。

その上で、日本の食事情について「日本人の食事は猫の餌と大差ない。なぜなら、彼らは大盛りのご飯を食べることすらないからだ。コメ不足でない時でさえ、ほんの少しずつしか食べない。日本では、食事の喜びを味わうことなどできない。『猫まんま』『醤油かけご飯』『お茶漬け』『梅干しご飯』など、コメはほんの少しで、おかずはあってないようなもの。普通の人が彼らの食卓を見たら、憂鬱(ゆううつ)になるだろう。しかし、どんな漬物を『おかず』にしようとも、コメは食事の主役であり、コメがなければ日本人は食事からカロリーを摂取することができない」など、偏見に満ちた私見を披露した。

さらに、食事が「猫の餌」レベルの日本人と比較するように「中国人は、主食が何であるかをあまり気にしない。なぜなら、中国には食べ物が豊富にあるからだ」と優越感を示し、中国の一人当たりのタンパク質摂取量やさまざまな食物の消費量が日本を大きく上回っていると主張した。

同アカウントはまた、日本は「先進国」を自称しているが、食卓はみすぼらしく若者たちは皆やせ細っていて背も低いと述べた上で、「今の日本では、まともにコメを食べることはぜいたくになってしまった。60キロの玄米を盗むことが『犯罪』になるのなら、日本という社会そのものが犯罪だ」という乱暴な論理を展開。最後は「砂漠で資本主義をやれば、砂さえも貴重品になる」と独創的な例えで資本主義までも皮肉った。

「コメ泥棒」が発生する日本の米価高騰をやゆするような書き込みに、中国のネットユーザーは「日本の米、そんなにないの?そりゃ強盗も出るわ」「盗まなきゃいけないほどお腹が空いてるんだな」「このままだとコメ騒動が起きるぞ」「日本って本当に長寿なのか?」「さすがに日本人も、そろそろ麺食に切り替えること考えた方がいいんじゃないか」「日本人は食べる量少ないんだから、さらに(生産量を)半分に減らしても死なないさ」といったコメントを残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携