「外資の中国撤退論」に駐米中国大使が言及―中国メディア

Record China    2025年3月12日(水) 6時0分

拡大

11日、財聯社は謝鋒駐米中国大使が国際的なメディア対話イベントでスピーチしたことを報じた。

2025年3月11日、財聯社は謝鋒(シエ・フォン)駐米中国大使が国際的なメディア対話イベントでスピーチしたことを報じた。

記事は在米国中国大使館の情報として、謝駐米大使が10日、「春の中国」グローバルメディア対話会の米国セッションに招待されてスピーチしたと伝えた。

そして、スピーチの中で謝大使が「経済のグローバル化が逆風と逆流に直面する中、中国は常に対外開放を堅持し、制度型開放、自主的開放、一方的開放を持続的に拡大している」と述べ、先日発表された「2025年外資安定化行動計画」で20項目の措置を提案し、「政府活動報告」で対外貿易安定化政策の強化、外資投資の大々的な奨励、インターネットや文化などの分野における秩序ある開放の推進、電気通信、医療、教育などの分野における試験的な開放拡大といった事柄が盛り込まれたことは、開放と協力を通じて世界の発展を促進するという中国の誠意と責任感を十分に示すものだと語ったことを紹介した。

記事によると、謝大使はさらに、中国がすでに150以上の国・地域の主要な貿易パートナーとなっていること、24年の新規外資系企業設立数が前年比9.9%増加したこと、25年1月の対中投資が英国が前年同月比4.2倍、韓国が同2.0倍、オランダが同76%増とそれぞれ大きく増加したことに言及。「外資の中国撤退論」は破綻し、「中国の巨大市場は必須の選択肢だ」という認識が深く浸透しているとの見方を示した。

この件について、中国のネットユーザーは「わが国は世界資本市場の灯台になりつつある」「謝大使のスピーチは実に素晴らしい」「世界中の投資家が中国市場に熱い視線を注ぎ、投資機会を求めて殺到している。その勢いは誰にも止められない」「中国は金融を開放せず、しっかり守るべきだと思う」「自分が働いてた外資企業は2月に撤退して失業したぞ」といったコメントを残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携