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台湾メディアの中時新聞網によると、台湾の元慰安婦を支援する婦女救援基金会と台湾日本総合研究所は国際女性デーの8日、「永不放棄追求日本帝国対慰安婦的責任」と題した学術専門書を共同で発表した。
台湾メディアの中時新聞網によると、台湾の元慰安婦を支援する婦女救援基金会と台湾日本総合研究所は国際女性デーの8日、「永不放棄追求日本帝国対慰安婦的責任」と題した学術専門書を共同で発表した。
同書は、第2次世界大戦期に日本帝国により設置された慰安婦制度について、台湾、日本、韓国、中国の専門家が踏み込んで研究し共同で執筆した台湾初の学術専門書。法的分析、現地調査、生存者の口述を通じて、意図的に隠蔽(いんぺい)された戦争の歴史を明らかにし、歴史的正義を実現する方法を探る。
婦女救援基金会の葉徳蘭董事長は「今年は第2次世界大戦の終結から80年に当たるが、戦後、一部の問題、特に慰安婦に対する責任の追及など未解決のまま残っているものもある」と語った。
台北教育大学通識教育中心の楊孟哲兼任教授は「本書は、『国境を越えて』を対話のプラットフォームとして中国、韓国、日本、台湾の専門家を招き集めたものだ。その目的は、各国の専門家の視点を通じて対話を行い、知識レベルでの相互理解を図るとともに、日本政府に深思を促し、真実と和解の可能性を共に模索することだ」と語った。(翻訳・編集/柳川)
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