陰陽師が登場する日本アニメの必見作品―中国メディア

Record China    2025年3月10日(月) 23時0分

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1日、中国のポータルサイト・淘宝百科に陰陽師が登場する日本アニメについて紹介した記事が掲載された。写真は夏目友人帳。

2025年3月1日、中国のポータルサイト・淘宝百科に陰陽師が登場する日本アニメについて紹介した記事が掲載された。

記事はまず、「陰陽師が登場するアニメは、日本のアニメ文化において確固たる地位を築いている。深い文化的背景を持ち、魅力的なストーリーと個性豊かなキャラクターが描かれる作品が多い。『ぬらりひょんの孫』や『夏目友人帳』など、どれも芸術性の高い名作ばかりであり、視聴者を神秘的な陰陽の世界へと誘う」とした。

続けて、「陰陽師が登場するアニメは、日本の古代陰陽道を背景とし、人間と妖怪の関係を描く作品が多い。陰陽道とは、中国の陰陽五行説、日本の神道や仏教、修験道などが融合した教えであり、万物は陰と陽の二つの力が相互作用して成り立っているとされる。陰陽師とは、これらの力を操り、人間と妖怪の間に生じるさまざまな問題を解決する特別な存在として描かれる。この設定は物語に神秘的な雰囲気を加えるだけでなく、視覚的な楽しさとともに、現実を超えた幻想的な魅力をもたらしている」とし、次の3作品を紹介した。

1作目は「ぬらりひょんの孫」だとし、「主人公・奴良リクオ(むらリクオ)は一見普通の高校生に見えるが、実は妖怪の極道一家・奴良組の跡取りの総大将である。人間と妖怪が共存する世界で、彼は人間からの誤解や偏見に直面しながら、時に陰陽師一族とともに妖怪同士の争いや問題を解決していく。同作品は、独特の世界観、個性的なキャラクター、緊張感のあるストーリー展開で多くのファンを魅了してきた。ただの冒険譚ではなく、アイデンティティーの葛藤、友情、責任といったテーマも深く掘り下げられている」と述べた。

2作目は「夏目友人帳」だとし、「『ぬらりひょんの孫』のような戦いが繰り広げられる作品とは異なり、同作品は優しく繊細な世界観が特徴である。主人公・夏目貴志(なつめたかし)は幼い頃から妖怪が見える体質を持ち、そのせいで孤独を感じながら生きてきた。しかし、亡き祖母が残した『友人帳』という妖怪の名を記した帳面を見つけたことで、彼の人生は変わる。妖怪たちに名を返していく中で、夏目は彼らとの絆を築き、心温まる出会いを重ね、陰陽師の血を引く理解者とも出会う。優しい世界観、感動的なストーリー、美しい映像表現により、最も癒される妖怪アニメとして高く評価されている。孤独な道のりの中でも、自分だけの光を見つけることができるというメッセージが込められている」と論じた。

3作目に「陰陽百鬼物語」を挙げ、「人気スマホゲームを原作としたアニメ作品で、物語の舞台は平安時代。若き陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)が、式神たちと共にさまざまな妖怪事件を解決していく。晴明は強大な呪術の力を持つだけでなく、人の心や出来事の本質を見抜く鋭い洞察力を備えている。同作品は、美しい作画、迫力ある戦闘シーン、魅力的なキャラクター描写によって、多くのファンを魅了した。ゲームの世界観を忠実に再現しつつ、アニメオリジナルの要素も加えられ、より深みのある物語へと昇華されている」と言及し、「それぞれ独自の魅力と深いテーマ性を持ち、視聴者に強い印象を残す作品ばかりである。これらの物語を通じて、日本の伝統文化への理解がより一層深まることだろう」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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