サッカー・中国スーパーリーグ（1部）の北京国安に所属するブラジル出身MFセルジーニョ（29）が、自身のインスタグラムのプロフィールに中国国旗を加えた。

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セルジーニョは2018～19年にJ1の鹿島アントラーズでプレー。20年1月に中国甲級リーグ（2部）の長春亜泰に移籍し、クラブの1部昇格に貢献。24年11月には公式戦100試合出場を達成した。今年2月、中国スーパーリーグの北京国安に移籍した。

セルジーニョをめぐっては、中国での連続居住期間が5年を迎えることから、中国国籍取得とA代表入りの可能性が伝えられてきた。

中国スポーツメディアの虎撲は4日、セルジーニョがインスタグラムのプロフィールに中国国旗を加えたことに触れ、「報道関係者によると、セルジーニョは間もなく中国国籍を取得する。あとは公式発表を待つだけだ」と伝えた。

中国サッカー協会は2月28日、3月下旬のワールドカップ（W杯）アジア最終予選の2試合に向けて中国国内やアラブ首長国連邦（UAE）、サウジアラビアなどで行う強化合宿に参加する中国代表メンバー35人を発表した。

中国の名物サッカー記者の馬徳興（マー・ダーシン）氏は1日、自身の微博（ウェイボー）を更新。セルジーニョとコンゴ（旧ザイール）出身の25歳のストライカー、オスカル・タティ・マリトゥ（雲南玉昆）の帰化について「外部が想像するほど速くは進んでいないようだ」とし、3月のW杯最終予選の2試合については、メンバー変更の最終期限である3月13日に間に合うように中国のパスポートを取得した上で国際サッカー連盟（FIFA）の承認を得られれば中国代表としてプレーできるが、現状ではその可能性は高くないと伝えていた。（翻訳・編集/柳川）