中国のSNS・小紅書（RED）に1日、「日本の道路で出会った男の子」と題する動画が投稿され、反響を呼んだ。

動画は日本の道路を走る自動車のドライブレコーダーの映像で、2つのシーンが映っている。1つは横断歩道で止まって小学生2人に道を譲ったところ、渡り終えた児童らがお辞儀をして感謝を示す様子だ。

もう1つは、同じように横断歩道で小学生2人に道を譲ったところ、児童らが車に向かって「先にどうぞ」と手でジェスチャーをし、それでも自動車が停止したままで待っていると、申し訳なさそうに両手を合わせて会釈をしながら渡っていく様子だ。

投稿には「この小さな仕草に癒された」と書き添えられている。

中国のネットユーザーからは数千件のコメントが寄せられており、「礼儀正しい」「心温まるジェスチャーだね」「これが日本人の素養」「かわいくて教養のある子どもだ」「先進国の様子」「これが文明社会」「教育のたまものだろう」「正直、日本人が子どもの頃から教えられる、他人に迷惑を掛けないという習慣は素晴らしいと思う」「私たちもこういうことを子どものうちから教えていくべき」といった声が上がった。

また、「日本人は私たちの伝統的な美徳を学び、私たちはそれを捨ててしまった」「日本旅行に行って気付いた。向こう（日本）では車が人に道を譲る。しかも、歩行者が横断歩道からまだ距離がある位置を歩いている段階で止まり始める。中国とは違う」「日本では基本的に自動車が歩行者に道を譲り、歩行者は感謝を示して急いで渡る」「これは確かに本当。私も経験がある。時に他人の良いところをきちんと認めるべき。謙虚であってこそ、進歩がある」といった声も。

このほか、「以前日本に行った時に、私も信号のない横断歩道でこうして譲ってもらった。感動して謝意を示した。こういう環境では、自然と自分の素養も上がるものだよ」「今では私も譲ってくれた車のドライバーに手を振って感謝を伝えるようになった」「自分も（運転している時は）譲るようにしている。文明的な行動はまず自分から」といった声も寄せられている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) March 5, 2025