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3日、韓国・世界日報によると、ドイツ中西部ヘッセン州にあるカッセル大学のキャンパスから撤去された慰安婦問題を象徴する「平和の少女像」が約2年ぶりに近くの教会に設置される。写真は韓国・ソウルの少女像。
2025年3月3日、韓国・世界日報によると、ドイツ中西部ヘッセン州にあるカッセル大学のキャンパスから撤去された慰安婦問題を象徴する「平和の少女像」が約2年ぶりに近くの教会に設置される。
記事によると、少女像はカッセル大学の学生議会で「少女像の恒久設置」を盛り込んだ決議案が採択されたことにより22年7月に同大学のキャンパス内に設置された。しかし大学側からの撤去要請により翌年3月からは校内の倉庫で保管されてきた。当時、元慰安婦を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」は「設置から3日後にフランクフルトの日本総領事がカッセル大学総長と会い、『少女像が反日感情をあおり、カッセル地域の平和を脅かす』と主張して撤去を要請した」と主張していた。
在ドイツ市民団体「コリア協議会」は「カッセル地域の女性団体の努力のおかげでカッセル大学近くの教会から設置許可が出た」と説明した。除幕式は今月8日に行われる予定だという。
この記事を見た韓国のネットユーザーは「素晴らしい成果」「努力してくれた人たちに感謝」「徴用工や慰安婦などの歴史問題に言及するのはもうやめようと主張する人がいるが、やめてしまったら同じことが繰り返される。日本人も韓国人も忘れてはならない歴史だ」などの声が上がっている。
一方で「もう随分昔のことなのにここまでする必要があるのか疑問」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とその支持者たちが嫌がるニュース」「日本は全く反省していないのに、訪日観光客数1位は韓国人という現実が悲しい」といった声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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