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2日、直播吧はコンゴ民主共和国出身のサッカー選手、オスカル・タティ・マリトゥの中国帰化手続きが難航している可能性を報じた。
2025年3月2日、中国メディアの直播吧はコンゴ民主共和国出身のサッカー選手、オスカル・タティ・マリトゥの中国帰化手続きが難航している可能性を報じた。
記事は、オスカルが所属する中国プロサッカー・スーパーリーグの雲南玉昆が2月19日に壮行セレモニーを実施した際、オスカルが出席しなかったことを紹介。クラブがオスカルを「中国人選手」として開幕戦を迎えられない可能性を認識している可能性があるとした。
そして、先日行われた同リーグ・北京国安の壮行イベントでも、2月1日に獲得したブラジル出身のMFセルジーニョについての報道は見当たらなかったとし、中国国籍を取得して中国代表入りを目指すと伝えられている両選手について、所属クラブが慎重な姿勢を示していると評した。また、慎重なクラブの姿勢を証明するかのように、両選手ともリーグ開幕から2戦連続で欠場したと伝えた。
その上で、セルジーニョの帰化は時間の問題となっており、中国から身分証明を受け取り、国際サッカー連盟の会籍変更手続きを完了すれば3月には中国代表として出場できる可能性があると伝える一方、オスカルの帰化問題は外部から見るほど簡単ではなく厄介なようだと指摘。オスカルが1日にSNSで「ドアが閉まるとき、窓が開くものだ。閉じたドアに注目せず、開いた窓を探すべきだ」と書き込んだことを紹介し、「この言葉は、彼の帰化の道が阻まれていることを暗示している可能性がある」との見方を示した。
記事はまた、オスカルが近いうちに帰化手続きを完了できない場合、その原因はオスカル自身にあり雲南玉昆の問題ではないとの情報を合わせて紹介した。
この件について、中国のネットユーザーは「帰化で血統は関係ない、まず中国人になりたいという意志が必要。最初から中国人になる気もない選手を代表として出場させるのは不正行為だ」「中国の血統を持つ外国人選手を導入するのは問題ないが、全く無関係の選手を導入することには問題がある。将来、ワールドカップで中国代表として11人の黒人選手が走っているのを見たら、99%の中国人は誇りに思わないのではないか」「そもそも、帰化させるほどのサッカーの実力があるのかよ」「中国国外にいる時は全て順調に進んだ手続きが、中国に入った途端難航しだした。これはよくあること」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)
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