お好きな時代劇に何個当てはまる?中国の名プロデューサーが「時代劇成功の四大ポイント」を紹介

華流    2025年3月1日(土) 18時0分

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中国の名プロデューサーのユー・ジョン氏が27日、「時代劇を成功させる四大ポイント」をSNSに投稿し、納得のコメントが寄せられている。

中国の名プロデューサーのユー・ジョン(于正)氏が27日、「時代劇を成功させる四大ポイント」をSNSに投稿し、納得のコメントが寄せられている。

同氏が挙げた1番目のポイントは、「ストーリーやキャラクター設定が必ず斬新であること」。多くの時代劇が登場している今、ドラマのテンポが遅かったり、ありきたりな設定になっていたりだと、視聴者が離脱する可能性が高くなる。冒頭部分で視聴者を引き込めることが成敗のカギという指摘だ。

2番目のポイントは、「男性主人公は必ずオーラを身にまとうイケメンであること」。見た目だけでなく演技力も併せ持つ必要があり、この条件をクリアできないとヒロインとのカップル感が生まれず、ストーリーは死んでしまう。良い脚本なのに、不人気で終わる時代劇はおおむねここに引っかかっているという。

3番目は、「衣装、道具、メークなどの面で視聴者に新鮮感を与えること」。女性主人公が美人であればなおさらだが、その前に視聴者を飽きさせない魅力を持っていることが大切というものだ。

最後は、「監督に優れたストーリーテリング能力があり、役者の最高の演技を引き出すこと」。作品の雰囲気を的確に表現し、カメラワークとライティングを駆使し突発的な状況をうまく補完することが大事という。制作陣、脚本家、監督、俳優の共同作業によっていよいよ良いドラマが生まれるということだ。

直近で配信され話題を集めたものの、大ヒットにはならなかった時代劇を言えば、リウ・シーシー劉詩詩)主演の「掌心」だ。動画配信サービス・優酷(YOUKU)で7日にスタートして以来、ヒット指数が1万の大台に乗れず、映画・ドラマ情報サイトの豆瓣(douban)スコアは6.3にとどまっている。視聴者から「リウ・シーシーの美貌と演技、脚本もいいのに、男性主人公との間でカップル感がなく、物足りなかった」という意見が寄せられ、まさにユー・ジョン氏の指摘通りとなった。(翻訳・編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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