高速道路崩落事故を起こした韓国企業、昨年には欠陥だらけのマンションで謝罪=韓国ネット「まるで後進国」

Record Korea    2025年2月27日(木) 13時0分

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25日、韓国・世界日報は「昨年に新築マンションで大量の欠陥が見つかり国民に向けて謝罪した現代エンジニアリングが、それから1年も経たずして今度は高速道路の建設現場で大事故を起こした」と伝えた。資料写真。

2025年2月25日、韓国・世界日報は「昨年に全羅南道務安郡にある新築マンションで大量の欠陥が見つかり国民に向けて謝罪した現代エンジニアリングが、それから1年も経たずして今度は高速道路の建設現場で大事故を起こした」とし、「会社のイメージ失墜と業績への影響は避けられないとみられる」と伝えた。

現代エンジニアリングが施行を担当するソウル世宗高速道路の建設現場で同日午前、建設中の高架橋が崩落し作業員10人が死傷する事故が発生した。

記事によると、今回の事故は、昨年4月に全羅南道務安郡にある大規模新築マンションの事前点検で大量の欠陥が発見されてからわずか10カ月後に発生した。当時当該マンションでは建物外壁が傾くなど約5万件の欠陥が発見され、世間から猛批判を浴びた。

現代エンジニアリングは当時「最高レベルの品質を確保するため、人材や財源を増やすなど全社的に努力する」として再発防止を約束したが、昨年10月に国土交通部が発表した「3~8月に最も多くの欠陥判定を受けた建設会社ランキング」でも1位を記録したという。

記事は「相次ぐ品質問題に続いて今回、工事現場での基本的な安全管理問題が浮上したことで、現代エンジニアリングはイメージの失墜に加え、受注などの業績にもダメージが出るとみられている」と指摘している。

業界関係者は「死傷者が発生した場合はイメージが大きく悪化する」とし、「今後他の工事をめぐって競争する際、この部分が弱点として作用し続ける」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「まるで後進国」「深刻な問題だ」「中国でもあるまいし…。こういう会社は建設業免許を剥奪するべき」「見せしめのためにも現代エンジニアリングを建設業から追い出そう」「このまま完成していたらもっと多くの犠牲者が出ていた」「現在の建設現場は、外国人労働者であふれているのに全く管理が行き届いていない」「傾いて崩れて倒れて…これが今の韓国の現実。それなのに週4日勤務のことしか頭にない。発展も早かったが崩れ落ちるのも一瞬だ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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