日本の店員「また台湾人、恥を知らない」、観光客のある行為が問題に―台湾メディア

Record China    2025年2月22日(土) 17時0分

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台湾メディアの三立新聞網は20日、台湾人客の「ある行為」が日本の店員にとがめられたと報じた。資料写真。

台湾メディアの三立新聞網は20日、台湾人観光客の「ある行為」が日本の店員にとがめられたと報じた。

記事は、「多くの台湾人にとって海外旅行の第1選択肢は日本だ」とする一方、日本人の台湾に対する印象はあまり良くないのではと疑問を抱かれる出来事が起きたと伝えた。

その場面を目撃したというユーザーが台湾の若者向けSNS・Dcardで明かしたところによると、台湾人観光客2人のうち1人(A)が先にレジの列に並び、もう1人(B)が店内を見て回った後、並んでいるAに自分が購入する商品を渡して一緒に会計してもらおうとした。すると、店員が制止し、列の最後尾に並ぶよう指示したという。

Bはスマートフォンの翻訳アプリを使って店員とやり取りを試みたが「店員は一切譲らなかった」といい、最終的にBは不機嫌な表情で商品を棚に戻して、購入せずに店を後にしたという。その後、店員は同僚に向かって日本語で「また台湾人。ルールも守らず融通を利かせろって迷惑だ。恥を知らない」などと漏らしていたとのこと。その言葉を聞いた投稿者は「日本人は台湾人をこんなふうに見ているのか…」と悲しい気持ちになったことを明かした。

この投稿に多くの台湾人が議論を交わしており、「正直、台湾人のマナーは時に中国人と似ていることがある」「別に驚かない。台湾人のマナーなんてこんなもの」「並ぶなら最初から一緒に並ぶべき。後から合流するのは海外ではよく問題視される」「意外ではない。台湾にはクレーマーも少なくないし」といった意見が寄せられたという。

一方で、「今の日本は台湾人に限らず全ての観光客に対して悪い印象を持っている」「どの国にもマナーの悪い人はいるのに、日本の店員が(台湾を)名指しするのは問題」「この発言をした時点で、店員のマナーも最悪」などと主張する声もあったといい、三立新聞網の記事はこうした声を「日本が近年直面している観光客の問題(オーバーツーリズム)」を表すものだと指摘している。

なお、この記事は台湾版Yahoo!の「Yahoo奇摩」のアクセスランキングで1位になるほど注目を集めている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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