読売新聞の19日付報道によると、サッカー日本代表の森保一監督は同日、欧州視察から帰国した羽田空港で報道陣の取材に応じた。

森保監督は1月末に渡欧。日本人選手が在籍するクラブの試合を中心に16試合を視察し、選手やクラブ関係者とも意見を交わした。

日本代表の候補選手は欧州で70～80人程度に及ぶ。日本協会はドイツに事務所を設けていて、森保監督やコーチが入れ替わりで欧州へ出張しているが、「生で見る試合が足りていない。もっと（チェック体制を）厚くしなければいけない」とし、欧州居住も考えていることを明らかにした。

中国スポーツメディアの直播吧が同日、この報道を紹介すると、中国のサッカーファンからは「70～80人…」「恐ろしすぎる」「日本の2050年までにワールドカップを制覇するという目標も大風呂敷ではないと思えてきた」「8軍メンバーでも中国に楽勝しそう」「選手を半分貸して」などのコメントが寄せられた。

国際サッカー連盟（FIFA）の最新ランキングで15位の日本は、2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選で、オーストラリア（26位）、サウジアラビア（59位）、バーレーン（81位）、中国（90位）、インドネシア（127位）と同じグループC。

ここまで6戦を終了し、5勝1分けの勝ち点16で首位を独走。3月20日のホームでのバーレーン戦に勝てば、日本代表史上最速、3戦を残してのW杯出場が決まる。（翻訳・編集/柳川）