新疆ウルへ翼竜動物群で1億3500万年前の新たな翼竜を発見―中国

CRI online    2025年2月20日(木) 12時30分

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新疆ウイグル自治区のウルへ翼竜動物群からこのほど、3番目の翼竜が発見されました。

中国新疆ウイグル自治区のウルへ翼竜動物群からこのほど、3番目の翼竜が発見されました。20世紀60~70年代にズンガリプテルス、復歯湖翼竜(ノリプテルス)が発見され、命名されたのに続き、この動物群で発見された初の鳥掌翼竜系類翼竜です。

この重要な翼竜化石の発見と研究成果は、中国科学院古脊椎動物・古人類研究所(古脊椎所)の汪篠林研究員チームが中国科学院広州地球化学研究所のパートナーと共同で完成させたもので、関連研究論文がこのほど国際学術誌「ブラジル科学アカデミージャーナル」にオンラインで発表されました。

論文の著者である中国科学院古脊椎所の蔣順興副研究員は、「ウルへ翼竜動物群は新疆ジュンガル盆地北西端のクラマイウルへ地区に位置し、翼竜化石が豊富に含まれることで有名だ。特に1963年に発見され、1964年に『中国恐竜の父』と呼ばれる楊鐘健院士(中国アカデミー会員)が研究した中国初の命名翼竜であるズンガリプテルスと、楊院士が1973年に研究して命名した復歯湖翼竜の2種類の翼竜化石は、いずれもここで発見されたものだ」と説明しました。

同じく論文の著者で、中国科学院広州地球化学研究所の鐘玉婷副研究員によると、研究チームはウルへ翼竜動物群地層の凝灰質砂岩層についてジルコンウラン系の正確な年代測定を実施した結果、鳥掌翼竜系類翼竜の生息していた年代は今から約1億3500万年前だったことが分かりました。(提供/CRI

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