Record China 2025年2月20日(木) 7時0分
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香港メディアの鳳凰網は18日、「日産の新たな恋人は台湾のホンハイか」とする記事を配信した。
ホンダと日産による経営統合の協議打ち切りを巡り、香港メディアの鳳凰網は18日に「日産の新たな恋人は台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業か」とする記事を配信した。
ホンダと日産の協議打ち切りは13日に発表された。協議入りの発表から2カ月足らずだった。
これについて記事は、「協議における両社の違いを埋めるのは難しかった。日産は新会社で対等な地位を望み、ホンダは日産が自社の子会社になることを望んだ」と説明。そして「もちろん、ホンダと決別した後も日産の苦境が終わったわけではない」と続け、日産が同日発表した2024年度第3四半期決算の内容や24年度通期業績見通しを下方修正したこと、同社の人員削減計画などについて伝えた。
記事では、「ポスト・ゴーン時代の日産の苦境」と題する小見出しで、カルロス・ゴーン氏の下での立て直しや同氏の逮捕、その後の販売低迷なども取り上げられた。
記事はこれに続けて「戦略の停滞と市場の低迷により、日産は外で協力の機会を模索せざるを得なくなった」などと指摘し、「今回の破談で日産にとっては次に何をすべきかが問題になる」と言及。「興味深いことにホンダとの経営統合は白紙になったものの、日産に興味を持つ企業が存在する」として鴻海を挙げ、「日産は鴻海が差し伸べる手を自らの選択肢の中に入れざるを得ないかもしれない」と伝えた。
記事は、「鴻海の劉揚偉(リウ・ヤンウェイ)会長は12日、日産の株式取得に関する模索的な交渉を認める一方、主な目的は日産との提携だと語った」と報じられたことを説明した上で、事情に詳しい人物が「鴻海と日産は典型的な買収ではなく、共同プロジェクトや技術共有などを通じて協力し、それぞれの専門分野を生かす」と分析したことを伝えた。記事はまた、ホンダと光速で決別した日産は鴻海を巡って再び岐路に立っているとも指摘した。(翻訳・編集/野谷)
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