Record Korea 2025年2月20日(木) 6時0分
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19日、韓国・朝鮮ビズは「米コンシューマー・レポートの生活・キッチン家電信頼度評価で、サムスン電子がライバル社より低い順位を記録した」と伝えた。写真はサムスンの家電売り場。
2025年2月19日、韓国・朝鮮ビズは「600万人の消費者を会員に持つ米国の非営利消費者団体『コンシューマー・レポート』の生活・キッチン家電信頼度評価で、サムスン電子がライバル社より低い順位を記録した」と伝えた。
記事によると、コンシューマー・レポートが最近発表した2024~25年主要生活・キッチン家電メーカー信頼度評価で、韓国のサムスン電子は21位を記録した。
1位には米国の洗濯機メーカSpeed Queen(スピードクイーン)、2位には韓国のLG電子が選ばれた。ドイツの家電メーカーMiele(ミーレ)は5位、米国の家電メーカーWhirlpool(ワールプール)は12位、中国の家電メーカーのハイアールが買収したGEは13位、ドイツのBosch(ボッシュ)は15位だった。
この評価は、実際に製品を使用した人が評価した「消費者満足度」と故障率を基準とした「予測信頼度」の指標に基づいている。
サムスン電子が家電製品群の中で「落第点」をとったのはキッチン家電。実際の使用者15万人が参加した食器洗浄機、電子レンジ、両開き冷蔵庫、3ドア以上のフレンチドア冷蔵庫、加熱調理機器部門の消費者満足度評価で、サムスン電子の製品は100点満点中15~19点で最も低い点数を記録した。
故障が多いほど点数が低くなる予測信頼度評価でも、サムスン電子のキッチン家電のうち半分が50点未満だった。主要メーカーのうちサムスン電子が最低点を記録した食器洗浄機の評価について、コンシューマー・レポートは「会員が購入した約7万台の製品を基に評価を行った結果、食器洗浄機の価格と信頼性は比例しなかった」「ボッシュとミーレの製品は性能問題や故障の発生率が最も低かった。消費者満足度と信頼性が最も低いメーカーのサムスン電子の製品は洗浄・乾燥の性能不足、排水問題、洗浄ラックの不備が主に報告された」などと説明した。
生活家電でも、サムスン電子のロボット掃除機を実際に使った消費者の満足度は100点満点中9点にとどまった。洗濯機部門の消費者満足度評価でも、サムスン電子の製品は20~40点台、乾燥機も30点台という低い点数を記録したという。
記事は「全体的に低い消費者満足度と低調な信頼度は業績にも否定的な影響を及ぼす可能性が高い」とし、「サムスン電子は昨年の米国の主要生活家電市場でシェア20.9%を記録し1位の座から転落した」「サムスン電子の生活家電部門の売上高も22年の27兆3500億ウォン(2兆8850億円)から昨年は25兆4900億ウォンに下落した」などと説明。その上で「プレミアムブランドを強調するサムスン電子の本源的な競争力と消費者信頼度を取り戻すためには、製品の品質と耐久性、完成度を迅速に高める必要がある」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「家電はLG」「LGの家電はやっぱりいい。冷蔵庫、洗濯機、エアコンでは群を抜いている」「以前は家電をサムスンでそろえていたが、故障が多くてLGに全て変えた。この記事に共感する」「サムスンは経営トップが裁判に追われてまともに仕事ができずにいる。そんな状況で会社がうまく回るわけがない」「サムスンが心配だ。韓国を代表する企業なのに…」「サムスンの研究所に行くべき優秀な理工系の人材がこぞって医大に行って美容整形外科医になっている国だよ?。競争力は下がるに決まっている」などの声が上がっている。
一方で「引っ越しのときに家電を全てサムスンに変えて、使うたびに満足している。むしろLGを使っていたときの方が故障が多くてイライラしていた」「米国でサムスンとLGは高級家電に属し、コスパ最高の製品と認識されている。この評価は信憑性に欠ける」「サムスンの家電を15年以上故障なく使用中」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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