新鮮な羊肉を満載した大型固定翼ドローンが16日、陝西省楡林市の楡陽馬合汎用空港を離陸し、2時間47分の飛行の後、西安藍田汎用空港に無事着陸した。これにより、楡林-西安間の大型ドローンによる都市間低空物流航路の初飛行に成功した。中央テレビニュースが伝えた。

【その他の写真】

今回の初飛行を担ったドローンは中国が独自に開発した大型貨物輸送ドローンで、最大積載量は1．5トン、1回の航続距離は1200キロメートルを誇る。スマートセンサーと自ら障害を回避するシステムを搭載し、夜間にも航行する能力を備え、複雑な気象条件の下での全プロセス無人化操作を実現した。今回の楡林-藍田間の飛行距離は540メートルで、飛行時間は3時間弱で、従来の陸上輸送より70％以上の時間短縮となった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）