この10年でインドは中国に大幅な後れ―インドメディア

Record China    2025年2月23日(日) 7時20分

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18日、環球時報は「インドはこの10年で中国に大きく置いていかれた」とするインドメディアの評論文章を紹介する記事を掲載した。

2025年2月18日、環球時報は「インドはこの10年で中国に大きく置いていかれた」とするインドメディアの評論文章を紹介する記事を掲載した。

記事は、インド紙ナショナル・ヘラルドの16日付文章を引用。記事によると、同紙は中国が2015年に今後10年間の取り組みを発表し、外国技術への依存を減らし、中国を低コストの製造業者から、ドイツや日本、韓国、アメリカなどの先進経済国の競争相手へと変える目標を打ち出したと紹介。この計画では、半導体人工知能(AI)、ロボット、商用飛行機、ドローン、高速鉄道電気自動車とバッテリー、先進的な船舶、太陽光パネルなどの分野の発展を重点に据えていたと伝えた。

そして、10年が経過した今年までの間に、中国はこれらの目標の多くを達成したと指摘。あらゆる重点分野で競争力を持ち、半数の分野では世界をリードする地位さえ獲得したと伝え、中国商飛が製造したC919大型旅客機は、エアバス320やボーイング737に比肩するほか、今年1月にはDeepSeekが中国のAIの実力を世界に示したとしている。

また、輸出規制を受けている中国の半導体技術も最先端にわずかに遅れを取っているに過ぎず、半導体の国産化を実現するとともに、DeepSeekの登場が「中国人は少ないリソースでより大きな目標を達成できる」ことを示したと紹介。さらには独自の空母や液化天然ガス運搬船、世界最先端の軍用機を開発しており、電気自動車や高速鉄道、太陽光パネル、動力バッテリー、ドローンに関して言えば、中国にはほとんど競争相手がいない状態だと伝えた。

同紙はその上で「思い返してみてほしい。インドが経済改革を始めた1990年、インドと中国はほぼ同じ経済水準にあった。それが、今や中国の経済規模はインドの6倍に達している。さらに悪いことに、インドメディアは中国の進歩に対して無知、無関心でいる」と指摘。インド人は「中国が10年計画を実現して大きく発展した」という世界が認める事実を無視し続けている上、この10年で憎悪を伴うナショナリズムを広げてきたとした。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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