中国の女優リー・イートン（李一桐）が17日、中国のSNS・微博（ウェイボー）に投稿した「3代の黄蓉」写真が話題となった。

リー・イートンが投稿した写真では、台湾の女優アリエル・リン（林依晨）、香港の女優アテナ・チュー（朱茵）を加えて3人が寄り添い、笑顔を見せている。これはファッション誌「GLASS」中国版の最新号で、カバー写真の撮影時に撮られたもの。リー・イートンはこの投稿写真に、「江湖は今もそのまま」と短いメッセージを添えた。

ウェイボーで「3代の黄蓉」と注目されたこの写真だが、3人の共通点は武侠作品「射鵰英雄伝」でヒロインの「黄蓉」を演じている点にある。3人の中で最も新しいのはリー・イートンで、2017年にヤン・シューウェン（楊旭文）と共演したドラマで「最も美しい黄蓉」と人気を集めた。

アリエル・リンは08年版でフー・ゴー（胡歌）と共演。当時23歳のアリエル・リンは愛らしいヒロインのイメージが視聴者に強い印象を残した。アテナ・チューは1994年の香港ドラマで、ジュリアン・チョン（張智霖）と共演。こちらは気高い「白衣の玉女」の印象が深く、香港だけでなく中国でも大人気となった。

3人はそれぞれの「黄蓉」のイメージを持っているが、ウェイボーでは年代によって最も親しみの深い「黄蓉」を語る声や、歴代の「黄蓉」を懐かしむ声など、多くのコメントが集まっている。（Mathilda）