人民網日本語版 2025年2月18日(火) 13時30分
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スマート検査ロボットが深セン税関で「勤務」を開始した。
広東省深セン市前海媽湾スマート港税関危険化学品検査場では、防爆仕様のスマート検査ロボットが埠頭コンテナの到着情報を受信すると、自律的に検査作業を行う様子が見られた。税関職員はバックエンドシステムによりリアルタイム監視とリモート確認を行うだけで検査作業を完了できる。科技日報が伝えた。
この革新的な取り組みは、スマート技術によるリスク管理の強化を実現し、スマート通関地の建設を加速させるとともに、スマート税関の建設と「スマート税関による強国」行動を推進する具体的な措置だ。
税関職員の監視画面では、ロボットはまずコンテナ周辺の環境温度と有毒・有害ガスの検査を行った。作業環境の安全を確認してから自動的にコンテナや貨物の包装などの情報を識別し、企業の申告情報やバックエンドの標準データベースとのスマートな照合を行う様子が映し出されていた。このプロセスは数秒で終了し、最終的に職員が表示された情報を確認する。
危険化学品の検査は高い危険性と専門性を伴うため、安全かつ高効率で危険化学品の検査実施は常に税関の重要課題だ。深セン税関通関地監督管理所検査管理課の孫志亮(スン・ジーリアン)副課長は、「われわれはスマート検査ロボットを特別に開発した。スマートモバイルプラットフォームにスマートカメラや各種センサーなどのハードウェアを集積し、複雑な作業シーンに適応させた。さらにスマート検査ロボットにクラウドブレーンを搭載した。ロボットは貨物の包装とラベル情報を迅速に抽出でき、重要要素を瞬時に照合できるようにした。税関職員はリモート監視により検査作業を効率的に遂行できる。監督効果を高め、職員の安全をよりしっかり守ることができる」と説明した。
深セン市華商聯物流報関の通関地事業部マネージャーの王柏平(ワン・ボーピン)氏は、「以前は1件の検査作業に平均1時間を費やしていたが、このロボットを導入してからは30分以内に短縮され、貨物もよりスピーディーに通関できるようになった」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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