CRI online 2025年2月17日(月) 10時30分
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世界的に有名な電池研究機関であるSNEリサーチは11日に2024年の世界市場における動力電池搭載ランキングを、12日に非中国市場での同ランキングを発表しました。写真はCATLの本部。
世界的に有名な電池研究機関であるSNEリサーチは11日に2024年の世界市場における動力電池搭載ランキングを、12日に非中国市場での同ランキングを発表しました。うち非中国市場ランキングの2つの変化が大きな注目を集めています。
まず、中国企業で車載電池世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)がLGエナジーソリューション(以下、LGエナジー)を抜いて、動力電池の提供で初めて世界一になりました。CATL はSNEリサーチの2023年ランキングで、LGエナジーに0.1ギガワット時の僅差で及びませんでした。2024年にはCATLの電池を採用する中国以外の自動車メーカーの車種が増え、さらに中国の自動車メーカーの電気自動車(EV)の輸出が急増したことで、中国以外の市場におけるCATLの電池の成長率は10.9%に達しました。LGエナジーの成長率は1.0%にとどまりました。
第2の注目点は、テスラが中国以外の市場の動力電池搭載ランキングで初めてトップ10に入って第7位になるなど、動力電池の海外市場の集中度が低下したことです。中国のEV輸出の増加に伴い、他の中国電池企業の海外市場シェアも徐々に上昇しています。ランキングの上位10社のうち、成長率が100%を超えたのはBYD(比亜迪)と動力電池メーカーの中創新航科技だけで、また成長率が100%に近かったその他の企業も、多くは中国の電池企業でした。
中国の電池企業の世界市場におけるシェアは計80%近くに達しています。CATLのシェアは37.9%、BYDでは17.2%で、いずれも前年よりもシェアが上昇しました。かつてCATLと拮抗していたLGエナジーのシェアは10%程度にまで低下しました。(提供/CRI)
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