中国生態環境部は12日、住宅エリアの騒音公害といった問題の解決を促進すべく、騒音をなくし、心地良く眠れる「閑静な団地」の構築を促進していることを明らかにした。現時点で、中国全土で構築された「閑静な団地」は2132カ所に達しているという。

これは生態環境部が生活環境に関心を寄せる国民の願いに応え、生活環境を改善するための重要な取り組みの一つだ。「騒音をなくし、心地良く眠れる」コミュニティーの環境を作り出し、「閑静な団地」を建設することで、都市の騒音が住民の生活に対する影響が効果的に緩和され、それが今、生態文明建設や住民の幸福感を高めるための重要な糸口となっている。

音環境の質を連続してモニタリングし、その状態を科学的に把握すべく、生態環境部は機能エリアの音環境の質自動モニタリングシステム設置を促進している。2024年12月末の時点で、地級市（省と県の中間にある行政単位）以上の338都市の4005ポイントに同システムが設置されている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）