人民網日本語版 2025年2月13日(木) 15時50分
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「素敵な伝統を探す旅」シリーズでは今回、おいしいものに目がないKukuが元宵節に食べる「元宵」を紹介する。
2月12日は元宵節(旧暦1月15日)。「素敵な伝統を探す旅」シリーズでは今回、おいしいものに目がないKukuが元宵節に食べる「元宵(餡をもち米粉の中に入れて転がして作る団子)」を紹介!
旧暦でその年の最初の満月となる1月15日は中国で「元宵節」と呼ばれ、2000年以上の歴史を誇る伝統的な祝祭日だ。
この日、中国の人々の食卓には伝統的なスイーツである「元宵」や「湯圓」は欠かせない。
「元宵」と「湯圓」はいずれも、もち米の皮と黒ゴマなどの餡で作られている。ただ、北方エリアで食べられている「元宵」は、餡をもち米粉の中に入れて転がして作り、南方エリアで食べられている「湯圓」は、もち米粉の生地で餡を包んで作る。このように作り方はやや異なるものの、いずれも中国の人々の一家団欒や家庭円満、幸福を願う気持ちが込められている。
また元宵節には、元宵(または湯圓)を食べるだけでなく、飾り提灯鑑賞やお月見、なぞなぞ遊び、高足踊り、獅子舞いなどを楽しむ伝統的な行事も行われる。そして元宵節は、春節の締めくくりの行事でもある。
では「元宵」のような伝統的なスイーツが、中国以外の国にもあるのを知っているだろうか。
例えば、インドには、祭日や結婚式などの祝い事で食べる伝統菓子「グラブ・ジャムン」がある。
またチェコの「シュヴェストコヴェー・クネドリーキ」というスイーツは、プラムを生地で包んで、茹でて作り、その作り方は「湯圓」にやや似ている。
そして中国の伝統スイーツ「元宵」を好む外国人も少なくない。
満月を迎える元宵節に、甘い「元宵」を食べ、甘く、素敵な夜を過ごしてみよう!(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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