F4育ての親の著名プロデューサー、中国で「出境制限」=国営テレビの汚職事件に関与?―台湾メディア

Record China    2014年9月29日(月) 0時50分

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27日、「台湾アイドルドラマの母」と呼ばれる著名プロデューサーのアンジー・チャイ氏が、中国当局から「出境制限」されていると大きな話題に。なかなか真相を明かさないこれまでの態度に、台湾社会からは批判の声が聞かれる。写真はアンジー・チャイ氏。

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2014年9月27日、「台湾アイドルドラマの母」と呼ばれる著名プロデューサーのアンジー・チャイ(柴智屏)氏が、中国当局から「出境制限」されていると大きな話題に。なかなか真相を明かさないこれまでの態度に、台湾社会からは批判の声が聞かれる。文匯報が伝えた。

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騒動の発端となったのは今月25日、中国版ツイッターに登場した、吉林省検察局による公文書のコピーとされる文書だった。書面にはアンジー・チャイ氏の名前や生年月日があり、内容は「刑事事件に関わったため出境制限」するというもの。同文書には「反貪(反汚職)」案件としてコード番号が入り、検察局の公印が押されている。

台湾メディアでは、チャイ氏が国営テレビ・中央電視台(CCTV)との間で、何らかの汚職事件に関わったのではないかと報道。12年にCCTVが放送したドラマ「小菊的春天」の版権に関わるトラブルがあったとの見方も。現在、チャイ氏の所在は不明だが、身柄拘束や逮捕の可能性もあるとして注目されている。

チャイ氏は、ドラマ「流星花園〜花より男子〜」のユニットF4をはじめ、数々の人気ドラマやアイドルを世に送り出してきた。最近では、映画「あの頃、君を追いかけた」で大ブレークした俳優コー・チェントン(柯震東)の育ての親としても知られる。

コー・チェントンは先月、大麻使用が明るみになり中国で身柄拘束された。この時、チャイ氏は事情を把握しながら、数日にわたって一切のコメントをせず。今回の騒動でも当初は無言で、26日に「金銭取引には一度も関わっていない」との声明文を出したのみ。一連の態度が「無責任だ」として、台湾社会から批判を浴びている。(翻訳・編集/Mathilda

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