粗鋼消費量が14年ぶりに減少トレンドに=景気低迷、構造改革が要因―中国

Record China    2014年9月30日(火) 10時3分

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26日、米ニュース専門チャンネルCNBCは中国の鉄鋼消費量が14年ぶりに減少傾向を示していると報じた。景気の低迷、投資主導から消費主導へと言う構造改革が背景にあるという。写真は製鉄所。

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2014年9月26日、米ニュース専門チャンネルCNBCは中国の鉄鋼消費量が14年ぶりに減少傾向を示していると報じた。27日付で参考消息網が伝えた。

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中国鉄鋼工業協会の王暁斉(ワン・シャオチー)副会長は、25日、中国の粗鋼見掛け消費量(生産量に純輸入を加えたもの)の動向について明かした。8月は前年同期比1.9%減の6190万トン。1〜8月期が0.3%減の5億トンとなった。鉄鋼消費量が減少トレンドに転じたのは2000年以来14年ぶりとなった。

成長鈍化、構造改革、消費分野における粗鋼需要の減少など複数の要因があると王副会長は指摘した。また中国は投資偏重の経済構造を消費主導へと是正する方針を強めており、今後成長率が回復しても、粗鋼消費量が一致して回復するわけではないとの見方を示している。(翻訳・編集/KT)

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