Record China 2025年2月11日(火) 8時0分
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日本と中国の小学校を比較した動画が、中国のSNS上で注目を集めている。
動画ではまず、日本の小学校の校門が映し出され、撮影者の男性が「日本のこの小学校の校門を見てほしい。(車両止めの)石もないし、守衛(警備員)もいない、自動で昇降する(車両止めの)ステンレスの柱もない。このことから分かるように、日本の小学校の安全保護はわれわれ中国と比べて100年どころの後れようではない」と語っている。
続いて、動画の後半では北京の小学校の校門の様子が映し出され、撮影者の男性が「われわれの方を見てみよう。有刺鉄線、コンクリートブロック、特にこれだ。全て新しく、現代的な自動昇降の(車両止めの)ステンレスの柱。われわれの国が世界で最も安全な国ではないなどと、誰が言えるだろうか?」と語っている。
この動画は、日本の小学校の警備体制をけなし、中国の小学校の警備体制を称賛しているように見えるが、実際は日本社会の安全性と中国社会の危険性を風刺したものだ。中国では昨年11月に広東省珠海市のスポーツセンターで男が車で人々に突っ込み、35人が死亡、43人が負傷した事件が起きたが、これ以降、全国の学校で車両進入防止用のバリケードなどの注文が急増している。
中国のネットユーザーもこの動画の「真意」を理解しているようで、「本当のことを逆の意味で言っただけ(笑)」「こういう皮肉っぽい言い方好き」「一体(日本と中国の)どちらを罵倒してるのかな~?」「また(われわれが)反省すべき時が来たな」「(日本に対する)優越感はまるで感じられない」「最も安全な国で、保護者が毎日子どもを送り迎えする必要があるというのは、これいかに?」「井の中で長く暮らしていると、外の世界も真っ暗だと思ってしまうものだよねえ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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